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第02回 「ミキサーとプリアンプ」
マイクの用意ができた・・・その次は?
前回は、インターネットラジオを始める際に必ず必要な機材である、マイクについて解説した。
第02回である今回は、高品質なインターネットラジオを可能にする、ミキサーとマイクロホンプリアンプという機材について解説したいと思う。
しかし、実は、これらの機材は必ずしも必要なものではない。マイクさえ用意できてしまえば、後は、そのマイクをパソコンに繋いでしまえば、インターネットラジオは始めることが可能である。
よって、ミキサーやマイクロホンプリアンプはなくてもいい機材なのだが、高品質なインターネットラジオを作りたいと考えている人には、これらの機材の購入をお勧めしたい。
ミキサーって何?
ミキサーを知らない人は、ラジオ局の収録スタジオを想像してみるといいかもしれない。何百ものつまみやスライダの付いた巨大な機材が思い浮かばないだろうか?思い浮かんだのであれば、それがミキサーである。
ミキサーは、マイクだけでなく、ギターやベース、その他、様々な機材を複数、繋ぐことができるものである。繋いだ複数の機材から出る音をひとつにまとめる(ミックスする)ことからミキサーという名前が付いている。
しかし、単純に音をミックスするだけの機材ではない。搭載されたつまみやスライダを調節することで、複数の音をそれぞれ変化させた上でミックスさせることができるのである。
それは、音量調整だけではなく、周波数強調やエコーなども可能にするのだ。
ミキサーで何ができるの?
先ほど述べたように、ミキサーは複数の音をひとつにミックスする他、つまみやスライダを調節することで、音を変化させることができる。
以下に、ミキサーに搭載されている機能や、ミキサーに関連する用語を解説しておく。これらを知ることで、おおよそミキサーで何ができるかが分かるだろう。
アナログミキサー&ディジタルミキサー
ミキサーには、アナログのものと、ディジタルのものがある。
そこまで大きな違いはないため、インターネットラジオを始める分には、こだわる必要はないだろう。
最近は、安くなってきているが、比較的、ディジタルミキサーの方が値段が高く、また操作が難しい場合が多いため、初心者のうちはアナログミキサーを買うことをお勧めする。
チャンネル(チャネル)
ミキサーの入力端子の数のこと。
ミキサーの入力端子には、通常、XLRに対応するモノラルチャンネルと、ステレオチャンネルとがある。
それらの入力端子の合計がチャンネル数となる。
例えば、XLR端子が2個、ステレオチャンネルが4個(モノラルチャンネルが8個)の場合、10チャンネルとなる。
イコライザ
ミキサーには、イコライザ(EQ)と呼ばれるつまみがついていることが多い。
イコライザは、通常、HIGH、MID、LOWの3つのつまみがあり、それらにより、音の高・中・低の周波数成分の強調が可能になる。
パンコントロール
ミキサーには、パンコントロール(PAN)と呼ばれるつまみがついていることが多い。
パンコントロールは、そのつまみを回すことで、音の位置を変えることができる。
イヤフォンやヘッドフォンで音楽を聞いていると、音が片側からのみ聞こえてくることがある。このような演出も、パンコントロールを用いれば可能になる。
エフェクト
リバーブやコーラス、フランジなど。
音声にエコーをかけたい場合は、これを用いる。
ファントム電源
コンデンサマイクを使うときに必要となる電源。
ミキサーにコンデンサマイクを繋げる予定であれば、ファンタム電源が搭載されたミキサーを購入するといいだろう。
お勧めミキサー
さて、ミキサーで何ができるのか、だいたい分かって頂けただろうか。
最後に、私のお勧めのミキサーを紹介しておくので、今までの解説を踏まえて、必要なスペックのものを選んで頂ければ幸いである。
※Amazon.co.jpによるお勧めミキサーが表示されていない場合、ページの再読み込みをお試し下さい。
マイクロホンプリアンプって何?
次に、マイクロホンプリアンプについて解説する。
マイクロホンプリアンプは、マイクでの音声を厚みと温かさのある高品質なものにするための機材である。
基本的には、音量調整、ファンタム電源の供給、イコライザ、エフェクトと、できることのほとんどがミキサーと同じであることから、あまり必要性が無いように感じるかもしれない。
しかし、ミキサーはあくまで音をミックスすることが第一であるため、それらは、真空管で構成された上質なマイクロホンプリアンプには敵わない。
よって、高い音質を求める場合は、マイクロホンプリアンプを検討してみるといいだろう。
さて、今回は、インターネットラジオをより高品質なものにするための機材として、"ミキサー"と"マイクロホンプリアンプ"について解説した。次回は、"オーディオインターフェイス"について解説したいと思う。
→ 第03回へ(近日公開予定)
- 記事公開日:
- 2010年08月30日
- 記事の著者:
- ワラジ
- この記事のURL:
- http://ing-projects.com/internet_radio_manual_02.html
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